タンスに眠っている宝石はありませんか?

エメラルド・・・

鉱物学的にエメラルドはベリルという鉱物に属します。ベリルにはいくつか種類があり、色合いによって呼び名が異なります。有名なところで、まずはグリーンがエメラルド、ブルーはアクアマリン、ピンクはモルガナイト、レッドはレッドベリル、といったものがあります。 アクアマリンやモルガナイトといった有名宝石も同じ種類だったなんて興味深いですよね。鉱物としてそれぞれ綺麗な発色と透明感を持っているものが実は同じ種に属していた、驚きつつも納得してしまいます。そしてグリーンのベリルがすべてエメラルドかというと、実はそうではありません。 境界線としては、含有されるクロムとバナジウムによってグリーンに発色したものをエメラルド、鉄が多くクロムが少ない状態でグリーンに発色したものをグリーンベリルと呼びます。しかしこの知識がなくとも、一般的にひと目で色味の違いが分かるので別の天然石だと理解できます。それぞれ、濃く鮮やかないわゆるエメラルドグリーンと、淡く優しげなグリーンをしています。 エメラルドの名前の語源はいくつもの変遷をたどってきました。諸説ありますが、古代ではグリーンの宝石をラテン語で「スマラグドス」と呼んでいたそうで、エメラルドもこう呼ばれていました。この言葉が変化していき、サンスクリット語の「スマラカタ」、ギリシャ語の「スマラグズ」と呼ばれるようになります。さらにこれらが「スマラルダス」という呼び名になり、古代フランス語の「エスメラルド」へとなりました。そして、現在呼ばれている英語の「エメラルド」へ落ち着いたと言われています。どれも「緑色の石」を意味しており、エメラルドがいかに古くから多くの人々に広く知られて愛されてきたかが分かります。

エメラルドの歴史は古く、紀元前4000年以上前の古代エジプトですでに宝石として珍重されていました。その輝きから「緑の火」とも呼ばれ大切にされてきました。古代エジプトといえば、エメラルドをこよなく愛したクレオパトラが有名ですね。彼女は自身の名前がついた、クレオパトラ鉱山と呼ばれる鉱山を所有していました。宝石としてその美しさを愛でていたことはもちろんですが、古代エジプトに根付いていた、エメラルドに対する永遠の若さと不死の象徴というイメージを大事にしていたことが大きいです。 つまり緑色は不老不死の象徴でした。これは、復活と繁栄の神である古代エジプトの神オシリスが緑色で表現されていたことからも分かります。そしてそんな死者の世界を重要視していた古代エジプト人たちは、エメラルドに永遠の若さを象徴する常緑種の植物の模様を彫り込んで死者とともに埋葬したと言われています。死後の世界という壮大な概念の中でも重要な役割を果たしていたエメラルド、ため息が出るようなエピソードですよね。 古代ローマにおいては、なんと眼病に効果があると信じられていました。しかしこれはあながちデタラメでもなく、現代では緑色には、色彩心理学上、見る人に安心感やリラックス効果を与えることが立証されています。また科学的にも、人間の目が認識する色の中で一番見えやすい色(可視光線の波長のちょうど中間色である)なのです。目の病に直接作用するわけではないですが、眺めることで癒しの効果があることを古代ローマの人々は肌で感じていたのでしょう。

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